「名大がElsevierとの契約廃止を検討」というニュースについて

少し古いニュースですが。

名大関係でびっくりしたニュース。

名大でElsevier社刊行学術誌の包括契約廃止が検討される | スラッシュドット・ジャパン

elsevier shock | 雪氷圏研究室

奥の間: エルゼビア社 知的財産の問題

大学もお金がなくなってきたら,こういうところから削っていくんだろうなあ。

 

でも本当に廃止になっちゃったらどうなるんだ?

「必要な人が個別に購入する」って?

いくらくらいかかるんだ?

 

例えばこのジャーナル(好き)。

System | ISSN 0346251X

これだと印刷版で約1万5千円,5ユーザーで4年分までアクセスできるeJournal版で約4万円らしい。

この一冊で事足りるなら払えばいいんだろうけど,一冊で済むわけはない。

よし,じゃあ何冊も購入しよう!となると…

 

…うん,きつい。

研究費のない院生にとっては苦しい。

けして安くない授業料払ってるんだから,なんとかなってほしいけど。

学会を振り返って

8月7-9日は東京の外国語教育メディア学会(LET)の全国大会に,

10-11日は全国英語教育学会(JASELE)の北海道大会に参加してきました。

 

今回は発表がなかったのでただ参加しただけでした。

興味があったり関連したりする分野の発表を拝見できたらなあとか,

いろんな先生方や院生の方々とお話ができたらなあとか,

そういったのが参加の動機だったわけです。

もちろん勉強にはなりましたし,刺激にもなりました。

けど,やっぱり発表することが一番の勉強・刺激になるんだろうなあとも感じました。

なんとなくですが。

 

今回はそれだけの内容です。

便所の落書きみたいな内容ですね。

 

来年のLETは福岡で,JASELEは徳島で行われるみたいですが,

ぜひ発表できたらなあと思っております。

(もちろんCELESも!)

それに向けてコツコツがんばる所存です。

SLA・英語教育情報botの引き継ぎ

こんばんは。

Twitter上にSLA・英語教育情報botというbot(自動投稿サービス)があります。

slaeltbot

SLA(第二言語習得)や語学教育(主に英語教育)についての論文や入門書などの文献情報、関連する学会や学術誌の情報を紹介しているものです。

名古屋大学大学院の草薙邦広さんが立ち上げ・運営に尽力されていました。

この度私,表題の通り,その「SLA・英語教育情報bot」の運営を引き継ぐことになりました。

「なんでお前が」とか「もっと適任がいるだろ」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

そりゃそうかもしれませんね,けどもう引き継いちゃったんだからどうにもなりません。

で,このブログをホームページにという,ありがたいお申し出もあったのですが,こんなブログをホームページにするのは心苦しかったので別にホームページを立ち上げました。こちらです↓

https://sites.google.com/site/slaeltbot/

フォロワー数が自分の数倍もあるアカウントでつぶやくのは結構こわいので,私が中の人としてつぶやく機会はそれほど多くないと思います。すみません。

とりあえず当面は「普通のことを普通にこなす」ことを目標に頑張ります。

非力ではありますが,自分にできることは貪欲にやっていきたいと思っています。

皆様の温かいご支援をお願いいたします。

CELES2013で発表します

第43回中部地区英語教育学会富山大会で発表させていただきます。

「eラーニング教材を活用した語彙学習方略がライティングに与える影響」

発表スライドはこちらから閲覧・ダウンロードできます。


単独発表は初めてなのでとても緊張しています。

ご指導をよろしくお願いいたします。

「WritingMaetriX Ver.1.0」リリース

ご無沙汰してました。

5月25日のLET中部の発表が終わりました。

草薙邦広・阿部大輔・福田純也・川口勇作 (2013) 「キー入力記録システムを援用したライティングプロセスの可視化:自律学習を促すフィードバック環境構築に向けて」第81回外国語教育メディア学会中部支部春季研究大会. 東海学園大学

この研究で開発したライティングプロセス分析ソフト「WritingMaetriX」のVer.1.0が公式サイトにて公開されています。

所属大学のある名古屋にあやかって「らいてぃんぐ・みゃーとりっくす」と読みます。

このソフトでは,普段は見ることのできないライティングを行っているときの語数の増え方や推敲回数の変化をグラフにして見ることができます。

ライティングのプロセスを動画みたいに再生することもできるスグレモノです。

是非ダウンロードしてお使いください。

公式サイトはこちらから → WritingMætriX
デモ動画もあります。
[youtube http://www.youtube.com/watch?v=QhLsW9vHXsk&w=350&h=263]
なお,今回の発表資料は第一発表者の草薙さんのサイトにアップされています。

理論的な背景等はそちらをご覧ください。

使用してみての感想などありましたらぜひこちらまでお寄せください。

Ubuntu 12.10とWindows Vistaのデュアルブート

最初の記事が研究のことじゃなくてPCのことってどうなんだろう。

まあいいか。

内容はタイトルの通り。

モバイルではちょっと前にやってたんだけど人知れず家のメインマシンでもやってみた。

4年前の型のdynabook(OS:Windows Vista)。

Vistaの挙動がすっトロくなってきたので決心。

SSDに載せ替えようと思ったけど,予算の関係で今回は見送り。

ざっくりと手順を。

  1. Windows上でHDD内データをバックアップ
  2. Windows上でHDDをデフラグ
  3. USBメモリにUbuntuをブート
  4. Ubuntu上でパーティションを圧縮
  5. USBメモリ上からインストール
  6. Windows上でブートローダーを設定

たったこれだけ。

1ではお掃除も兼ねて中のファイルを根こそぎ外付HDDに移してやった。

2は以前からやっていたのですぐに終わった。

3は以前のインストールの時に作ったUSBメモリがあったのでこれも瞬殺。

4ではUbuntu上で動く「GParted」というパーティション操作ソフトを使った。

Dドライブを削除・Cドライブを縮小して捻り出した70GBをUbuntu用に。

(スワップ領域には4.5GB充てた)

するとパーティションの弄り方がマズかったのか,5から6の工程に移るときにVistaが起動しなくなった。

インストールディスクやリカバリディスクの類は何も準備してなかったので泣いた。

スタートアップ修復で元に戻ったのでよかったけど。

5では「EasyBCD」というソフトでブートローダーの設定をいじる。

10秒ほっとくとWindowsが自動で立ち上がるように設定。

はいおしまい。

時間にして1時間くらい?

USBメモリからだったので,割と早く済んだ。

SSDを使ってたり,Vistaがクラッシュしなかったら,もっと短くなったかもしれない。

次はNexus 7にUbuntuを入れよう。