2024年振り返り

毎年恒例の惰性で続けている振り返りブログです。2024年も終わりを迎えるタイミングで、一年を振り返ります。

2023年4月から続いていたオーストラリア・シドニー滞在も、3月いっぱいででついに幕を下ろしました。1月に家族が先に帰国し、その後は一人での生活でした。一人で一家族分の撤収作業は思った以上に大変で、特に、家具や家電を処分(売ったり譲ったりした)のには難儀しました。いろんな人とのやり取りで時間も食うし、約束の時間にドタキャンされたりといったちょっとしたトラブルもありましたが、日本ではやったことのない経験ができました。そして、シドニーでの生活を終えるにあたって、たくさんの方にお別れの挨拶をしてきましたが、その中でたくさんの人とのつながりを実感することができました。研究のみならず、生き方や考え方にも大いに変化のあった一年でした。またオーストラリアに行きたいですね。

そして、4月からは職場に復帰しました。久しぶりの職場では、これまでの仕事の感覚を取り戻すのに苦労しました。今年度も授業のコマ数が多い上に、本学の3つのキャンパスを行き来する生活は体力的にも精神的にも大変でした。そのため、研究モードに切り替えるのが難しかったのが正直なところです。今の勤務先は今年度で8年目になりますが、いろいろな仕事を任されることも増えてきました。いつまでも若手気分というわけにもいかないという思いを強くしました。来年も、信頼にこたえられるようにやっていきたいと思います。

授業では、これまで担当してきた教養英語科目や初年次教育科目に加えて、今年から新たに教職科目も担当しはじめました。四半期(8コマ)の短期集中型の科目だったので、何を話すべきか、逆にどこを省略すべきか手探りで進めた部分が多かったです。それでも、新しい経験として非常に勉強になりました。来年は内容をアップデートして、学生さんたちにとってより実りある授業にしていきたいと思っています。英語授業では、生成AIとどう付き合っていけばよいか、英語授業はどうあるべきか、迷い悩みながら過ごした一年でした。まだしばらくは、この悩みと付き合っていくことになりそうです。

来年は滞っている研究も進めて、もっと実り多い一年にしていきたいと思います。ブログももっとかけるといいですね(今年はこの振り返り1本…)。ということで、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

2023年振り返り

毎年大晦日恒例の一年の振り返りブログです。

今年の最初の3ヶ月は、4月からの在外研究の準備でいっぱいいっぱいでした。ビザ申請など、手探り状態での準備に手間取って、正直この時期の記憶はあまりありません。

4月から無事に在外研究を始めることができ、オーストラリアのシドニーで生活しています。選択体系機能言語学(SFL)専門の先生のもとで、SFLを勉強したり、自分の研究に取り組んでいます。とはいえ、先生はたまに大学に来られたときに会うくらいなので、基本的にはマイペースでやっています。SFLの理論は難解で、いまだに本を読んでも、話を聞いても難しいと思いますが、しっかり勉強して帰りたいと思います。

家族も同伴で来ているので、家族と過ごす時間も長くなりました。ホリデー中などは息子が家にいる時間が長く、もっと学校に行っててほしいと思ったくらいです。 息子は英語がほぼ話せない状態で現地校に放り込む形だったので、始めの1か月ちょっとは毎朝「学校に行きたくない」と泣いていました。その後は学校にも慣れ、友達もできて、英語もそれなりに話せるようになり、楽しく過ごしていたようです。

初めての長期での海外生活だったこともあり、つらいことやトラブルもいろいろありました。到着初日にタクシーにぼったくられたとか、ほぼ1か月住む家がが見つからなかったとか、車を買った次の日に早速ぶつけられたとか。ネタを仕入れることができてよかったと思うようにしていますが、これ以上は何も起こらないことを祈っています。

1月上旬には家族が日本に帰国します。残りの約3ヶ月は一人での生活となりますが、有意義に過ごしたいです。来年度4月から仕事に復帰予定なので、心と体を仕事モードに切り替えていかなければと思います。

こちらは時差+夏時間で、年明けが日本よりも2時間早いので、毎年恒例の紅白歌合戦→ゆく年くる年が見れないのが残念です。仕方がないから、これからシドニーの年明けの花火のテレビ中継を見て寝ることにします。来年もどうぞよろしくお願いいたします。