賃貸物件のCondition Report

オーストラリアの賃貸物件では、入居後1週間以内に”Condition Report”(現状報告)を不動産屋さんに提出しなければなりません。

なお、NSW州のCondition Reportはリンク先の通りで、Tenant comments(借主のコメント)のスペースは書くスペースがそれほどありません。左に物件の各場所が縦に並んでいるので、基本的にコメント欄で場所に言及する必要はなく、以下のような名詞に、large, small, major, minor, some, many, a fewといった数量表現を組み合わせて、シンプルに書けば十分だと思います。

  • hole(s): 穴
  • dent(s): へこみ(壁やじゅうたんなど)
  • scratch(es): 引っかき傷 
  • mark(s): 汚れや落書き(壁などの表面)
  • stain(s): しみのような汚れ
  • chipped (metal) paint: (メッキ)塗装の剥がれ
  • The light isn’t working: 照明が不調
  • rusted XX: 錆びたXX
  • mirror desilvering: 鏡の腐食
  • flimsy XX: XXがガタついている(ネジが緩んでるなど)
  • water leakage: 水漏れ

調べていると、退去時に入居前から存在する問題箇所についても請求されることもあるので、自衛のためにもできるだけ詳細に報告したほうが良いそうです。

また、不動産屋さん曰く、これらの点について、証拠となる写真を撮っておくとよいとのことでした。問題箇所を接写するのではなく、広い構図で、場所が特定できるように撮るとよいとのことでした。画像ファイルに撮影日時の情報も残しておいた方がいいだろう、とのことでした。

在外研究中のシドニーでの住居探し

現在、在外研究でオーストラリアのシドニーにいます。2023年4月から2024年3月までの一年間滞在しますが、5月に家族が到着してからもなんやかんやバタバタしていて、気づけばもう半分が過ぎたことに気づいてゾッとしてます。

着いてすぐに住まい探しに取りかかりましたが、アパートの契約までこぎつけるまで1ヶ月弱かかりました。ブログをまとめるのも遅いくらいだから、どうせグズグズやってたんだろうと思った方もいるかもしれませんが、いろいろ事情があったんです(言い訳)。ということで、シドニーでの住まい探し事情についてまとめておきたいと思います。

住宅事情

オーストラリアの金利が上がって住宅ローンを借りれない人が賃貸に流れている、あるいはコロナの影響で賃貸物件の建設が進まなかった、といったことで、賃貸物件の需要が上がっているようです。その結果、家賃が昔より上がったり、私のようになかなか物件を借りることができない人が出てきたり、といった問題が起こっているそうです。現地のメディアでも “Rental Crisis”とか “Housing Crisis”とかいってしょっちゅう取り上げられてます。

こんな状況なので、rent(家賃)はべらぼうに高いです(もともと高いみたいですが)。日本にいる間にも、同僚の先生や現地の方から、最低でも$500(週当たり…)は要るよと聞いてました。日本だと東京23区内の駅徒歩圏内に住めそうな値段(東京に住んだことないのでイメージで言ってます、違ってたらすみません)ですが、実際に$500前後の物件へ内見に行ってみると、うーんという感じの物件(古い、汚い、臭い、暗い)が多かったので、少し予算を上げて探しました。

家探し~内見

不動産屋さんに行って物件を紹介してもらうこともできると思うのですが、最近はほとんどの人は以下のようなサイトで探しているようです。私もそうしました。

https://www.realestate.com.au/
https://www.domain.com.au/
https://www.tenantapp.com.au/Rentals

家賃のところが “deposit taken” になっているものは、既にdeposit(手付金のようなもの)が支払われていて、現時点では(そしてほとんどの場合その先も)契約はできない状態のものです。

内見(inspection)は基本的に不動産屋さんの決めた日・時間(15分ほど)にしか開かれません(リクエストすれば、新たな日程を設定してくれる場合もあります)。指定された時間に建物前に集まっていれば、不動産屋さんが来て部屋に案内してくれます。日本では「オージーは時間にルーズ」的な話を耳にしたこともありましたが、内見に関してはそんなことはなかったです。時間通りに始まっていました。5分遅れて行ったら、他に誰もいなかったからか、撤収し始めていたこともあったくらいです。

入室する際に名前と電話番号を聞かれます。事前に上記のサイトから内見の登録ができる物件もあり、その場合は名前を伝えるだけでOKでした。伝えた電話番号宛に、ショートメッセージで応募フォームへのリンクを送ってくれるところが多かったです。ちなみに、住居関連に限らず、オーストラリアでは何かにつけてショートメッセージを使うので、現地の電話番号はあったほうがいいと思います(日本の番号とは桁が違うので、システムでハネられることがあります)。

設備について

以下の情報は、私が探していた条件下(アパートメント、1ベッドルーム)での話で、間取りやsuburb(地域)、家賃によっても違うと思います。あくまで参考情報として。

キッチン

オーブンはほとんどのところに備わっていました。食洗機も付いてるところも多かったです。中には冷蔵庫のある物件もありました。ガスやIHの他、古い物件だと電熱器のところも多かったです。

バスルーム

古い物件なら浴槽がありますが、新しめの物件だと浴槽はほとんどない印象です。シャワーブースに扉があるところとないところがありましたが、冬の寒さを考えると、扉付きの方がいいのかなと思います。

トイレですが、暖房便座や洗浄機能がついていた物件は皆無でした。日本のトイレを愛する方は、日本から貼るタイプの便座シートや、携帯ウォシュレットを持っていくといいと思います(私は持っていきました)。

洗濯関連(laundry)

洗濯機がついていたところは珍しかったですが、乾燥機は多くの物件に付いてました。古い物件だと、部屋の中に洗濯機置き場がなく、共用の置き場しかない物件もありました。

エアコン

ある物件・ない物件が半々でした(なぜかエアコンはほぼ100%ダイキン製)。エアコンありの物件でも、エアコンがついているのはリビングのみというのがほとんどで、寝室にエアコンがあるという物件はほぼ見当たりませんでした。夜は結構涼しいみたいなので、なくても何とかなるのかもしれません。またわかったらここに追記します。ちなみに、4月~9月(こちらの晩秋~初春)の間は、エアコンは数回しかつけませんでした。

水道代

郊外だと、水道代が家賃に含まれているところが多かったです。街中の方だと、別途支払う必要があったりします。物件情報のページには書かれてないことが多いので、内見時に確認したほうがいいと思います。

駐車スペース

駐車スペースはほとんどの物件に付いていました。利用料金のようなものはなく、家賃に含まれていると思います。ちなみに、こちらは車を買っても車庫証明みたいなものは不要です。

駐車場の片隅に物置(ケージ)が備わっている場合もあります。

家具

滞在が一年のみなので、最初はfurnished(家具が備わった)物件を狙ってましたが、物件の件数も少なく、応募しても審査が通りませんでした。furnishedの物件は相場より家賃が高いですし、上記のような厳しい状況でもあるので、短期滞在でもfurnishedにこだわらずに探した方がいいかもしれません。なお、furnishedと言っても、備わっている家具の種類は物件によってまちまちでした。

シドニーには、IKEAもありますし、Kmartのように家具・家電が安く買える店も多いです。あと、オーストラリアでは中古売買が盛んなので、Facebookのマーケットプレイスや、Gumtreeのようなフリマサービスでもお値打ちに揃えることができると思います。

設備についての注意

物件検索サイト上の物件情報にも、上記のような設備の有無は書いてありますが、そこの記述が間違っていることも多々ありました。実際に内見に行き、直接不動産屋さんと一緒に確認するのがいいと思います。

先に述べたとおり、今はなかなか審査に通らないので、設備に細かい条件を付けると、かなりしんどいです。こだわる点は1-2点に絞って探すのがいいのかなと思います。

応募

契約は早い者勝ちではなく、不動産屋さんや大家さんが審査して応募した人の中から一番いい人を選ぶ、という形です。日本のように、一日で何件も候補の物件を回って、そこで即決する、ということはできないので、自ずと長期戦になりやすいです。

提出書類

応募のときは、以下のような書類を提出しました。

  • 合計100ポイントになるような身分証明
  • ビザのGrant Letter、あるいはVEVO
  • 収入の証明
    • 1‐3ヶ月分の給与明細
    • 日本の職場に発行してもらった今年度分の給与見込み証明書(英文)
    • 銀行口座の残高証明書(英文)
  • 受入先の機関からのInvitation Letter
  • 職場に発行してもらった雇用証明書(英文)

Webシステムやメールで応募するところが多かったので、スキャンしたデータを持っておくと便利だと思います。持ってない・入手できないものがあったときは、その都度不動産屋さんに相談しました。

家賃

応募フォーム・書類に家賃を記入する項目があります。そこにはもともと設定されている値段とは違う値段を記入することができます。もともとの値段に、$10とか$20とかを上乗せした値段を書くと審査が通りやすいと聞きました。オファーされている値段より安い値段を書いた場合にどうなるかはわかりません。

契約期間

賃貸の契約期間の項目は、6ヶ月、12ヶ月などの中から選択する形になってます。私の場合は、賃貸期間が4月下旬から3月下旬=11ヶ月でしたが、Webフォームの場合、11ヶ月というのはシステム上では選べないので、備考欄に事情と一緒に書いたりしました。

職場や収入の情報

ちゃんと働いていて家賃を払うことができることの証明として、職場や収入の情報を書きます。給与を週給換算で記載しないといけない(こちらは家賃も給料も週単位で記載することが多い)ので、ボーナスの扱い等で少し戸惑いました。応募システムによっては、入力した上司の電話番号宛にショートメッセージで確認メッセージを送ったりするものもあって、(もちろん事前に了承は得ていましたが)恐縮しました。

自己紹介

頭を悩ませたのがこれです。なぜこの物件に入居を希望したか、支払い能力はあるか、いかに自分が物件にぴったりな人間なのかを書くと良いらしいです。ただ、長く詳細なものがいいというアドバイスと、サッと目通しできる短いものがいいというアドバイスもあって、どっちがいいのかは結局分からずじまいでした。

参考: https://www.realestate.com.au/advice/how-to-write-a-cover-letter-for-a-rental-application/

他にも、以前の賃貸歴、前の物件の大家さんからの推薦書(reference)などがあれば出せと言われます。アパートを貸すに値する信頼できる人物かどうかの判断材料になるみたいです。上司に書いてもらうという手もあるとのことなので、受け入れ先の先生にお願いしてみてもよかったのかもしれません。

応募後から、審査パス、そして入居まで

応募後は、審査に通ったら(あるいは通りそうなら)電話やメールで連絡が来ます。入居の意志はまだあるか、いつ入居できるか、とかそういうことを聞かれます。一方、通らなかった場合は、システムから機械的なメール(We regret to inform you that…から始まるやつ)が来ることもありますが、そういうメールすらない場合も多かったです。確認の電話をかけて直接「お前はだめだ(意訳)」と言われるパターンや、物件情報ページ上の価格が”deposit taken”になってて落ちたことを知るというパターンもありました。

審査をパスした場合は、depositとして一週間分の家賃を払うように言われます。払えば、1週間は物件をキープできて、そのまま契約した場合は家賃に充当されます(が、キャンセルしたら、返ってきません)。契約前にdepositを含めて2週間分の家賃を前払いすることが多いみたいです。

その後、bond(敷金的なもの)として家賃の4週分をオンラインで州の機関に支払い、不動産屋さんと契約書類を交わして鍵を受け取って契約完了です。あと、入居してすぐに現状チェック(すでにある傷や痛みのチェック)をして、1週間以内に不動産屋さんに返送しなければいけません。それもまた別のブログ記事にまとめようと思います。

(追記 2023/10/11)記事を書きました。

実際にやってみての感想

1か月弱で、内見は30件ほど、応募は15件ほどしました。

住まい探しが想像以上に長期戦になったのは、選んだのがそれなりに人気の地域だったこと、滞在が短期かつ中途半端なこと、オーストラリアでの賃貸歴がないこと、日本での収入がこちらの人の収入と比べて見劣りしたこと(オーストラリアの給料水準は高い)、といったところかと自己分析しています。あと、イースター休みを挟んだという、カレンダー的要因で長引いたところもあります。

現地の人と話していたら、現地の人でも数ヶ月決まらないこともあるから、1ヶ月弱で決まったならまだラッキーだと言われました。ネットでも数ヶ月は覚悟した方がいいという書き込みを見かけました。当初は「在外研究期間に入る前に家を探しに来るべきだったか」と思ったりもしましたが、こういう話を聞くと、事前に1-2週間来たところでどうにもならなかったんじゃないか、とも思います。

ただ、希望の条件をあれこれ言わなければ、すぐに決まることもあるみたいです。実際、私もうるさい工事現場の真ん前の物件とか、条件がよくないのに家賃が強気のコスパの悪い物件からは、審査パスの連絡が来ました。厳しい状況でも多少の人気・不人気はあるみたいです。ただ、そういうところも、その後1週間もすれば入居者が決まってました。

あと、私の場合は家族連れということで、大学へのアクセス以外にも、学区やスーパーへのアクセスなども考慮に入れながら地域を選びましたが、そういうことを考えなければ、もっと住まいが見つかりやすい地域はあるんじゃないかと思います。

最後に

とにかくお伝えしたいのは、今のシドニーで住まいを見つけるのは結構シンドイかもしれない、ということです。けどホテルはすぐに見つかると思うので、皆さんぜひシドニーに遊びに来てください。

(追記 2023/10/25)こんな記事を見つけました。個人間での契約や内見なしでの契約にはリスクもありそうです。

育休をとりました

昨年、妻が産後1か月間の里帰りから自宅に戻ってくるタイミングで、2週間の育児休業を取得しました。大学教員である父親(私)が育休を取得するに至った経緯と、育休中の授業の扱いについて書いておきたいと思います。

なお私が取得したのは、正確には「産後パパ育休」というものです。詳細は厚生労働省のページで確認してもらえればと思いますが、通常の育休よりも融通のきく、短期の育休のようなものです。

育休取得に至る経緯

もともと上の子が生まれたときは、今の大学に着任した直後で育休がとれなかったので、次の子のときこそは、と思っていました。また、大学の人事部から育休取得の案内が配信されたことも、取得の後押しになりました。あと、自分が育休をとれば、この後父親になる他の男性の先生も育休がとりやすくなるのでは…という気持ちもありました。

まず春ごろに、所属する英語教室の主任の先生に育休取得を希望していることをお伝えし、快く了承をいただきました。

現実的に育休の間の担当授業をどうするかという問題があったので、人事部に問い合わせて、聞いてみました。すると、特に授業の取り扱いに関する方針のようなものはないので、所属部局のほうで相談・対応してもらいたい、ということでした。このタイミングで、育休期間を2週間とすることに決めました。2週間なら、「育休期間中のすべてのコマについて通常の休講と同様に補講で対応してほしい」などと言われても、何とかなるかなと思ったからです(幸いそうは言われませんでしたが)。

次に、所属する教養部の部長に相談し、育休期間中の授業の取り扱いについて関連部署に確認をとっていただきました。うちの職場ではあまり前例のないことだったので、多方面との調整をしてくださったようです。

育休中の授業・業務の取り扱い

最終的に、同じ時限に開講されている他クラス担当の先生による合併授業や、他の先生による代講を基本としつつ、先生が見つからないコマや、授業の性質・形態上、他の先生が担当しにくい授業については、オンデマンド授業対応でも可、という形で認めてもらいました。結果として、同僚の先生方にほとんどの授業の合併授業・代講を引き受けていただき、オンデマンド授業は最小限で済みました。

オンデマンド授業については、土日を休業期間から外し(産後パパ育休では育休を分割して2回取得することができます)、課題の作成・配信やフィードバックを土日に行う形で対応しました。育休期間に入る前に、課題をだいたい準備しておいたので、それほど時間はかかりませんでした。また、メールやメッセージへの対応等の業務も、土日のまとまった時間で対応しました。

ちなみに産後パパ育休では、事前申請の上で休業期間中の就業が認められていますが、「労使協定を締結している場合に限り」という条件があります。そういう仕組みをよくわかっていなかったのと、育休中はなるべく育児に集中したいという気持ちがあったので、使いませんでしたが、この仕組みを使えば、もっと上手に育児と仕事の両立ができるのかもしれません。

育休中の様子

こうして、無事に育休に入ることができました。とはいえ、今回生まれた下の子は割とよく寝てくれる子だったので、どちらかと言えば、赤ちゃんが生まれてハイテンションな上の子をケアする方が大変でした。育児は育児なので、こんなのもまあありだったのかなと思います。もちろん、下の子との時間、家族全員の時間もしっかり過ごすことができたと思います。

育休をとらずに普通に仕事をしていても、朝や夜は赤ちゃんと一緒の時間を過ごすことはできます。しかし、育休をとると、まとまった時間を一緒に過ごせるというのがいいですね。そして、ブートキャンプ的に育児のスキルを集中的に鍛える期間にもなります。今回は第二子ということで、リハビリ的な感じではありましたが。第一子のときに育休がとれていたらもっとスムーズに育児に入ることができたのかな、とも思います。

なお、仕事については、上述の通り、土日に授業とメール・メッセージに対応しただけで、あとは仕事らしい仕事はしませんでした。ちょっと本でも読むか…と思ったりもしましたが、なかなか思うようにはできず、前に話題になった「育休中のリスキリング」の難しさを痛感しました。仕事と子育てを段取りよく両立されている先生方には尊敬の気持ちしかありません。

感じたこと

育休取得にあたっては、理解ある職場・同僚の存在は大きかったです。合併授業や代講を快く引き受けてくださったり(決してうちの職場のマンパワーに余裕があるわけではありません)、育休をとりたいと希望を伝えたときに、どの先生からも前向きなお返事をいただけたり、育休をとることを前提として話を進めてくださったのはとてもありがたかったです。理解のある職場、余力のある職場でなかったら、私も育休をとることを躊躇しただろうし、相談してもネガティブな反応だったり、「とれるかどうかわからないけど…」という前置きばかりだったら、「やっぱりやめときます」となっていたかもしれません。

また、どれだけ同僚の理解があったとしても、「合併授業や代講を他の先生にお願いするとご迷惑になるから…」と申し訳なさを感じたり、遠慮してしまう人もいるでしょう。実際私もかなりの申し訳なさを感じながら合併授業や代講をお願いしました。なかなか難しいかもしれませんが、育休取得時にオンライン授業やオンデマンド授業を活用できるような制度になっていると、取得する側としてはとてもありがたいなと思いました。

幸い私の場合は、自分が休むと回らなくなってしまう業務は担当してなかったのですが、大学教員には授業以外の業務も多くあります。育休中にそういった業務をどうするかという問題もあると思います。他にもクリアしないといけない問題はたくさんあると思いますが、大学がもっと父親が育休を取得しやすい環境になってくれるといいなと思います。