毎年恒例の惰性で続けている振り返りブログです。2025年も終わりを迎えるこのタイミングで、一年を振り返っておきたいと思います。
今年は、滞っていた研究を少しずつ動かすことができた、いわば「研究のリハビリ」のような一年でした。学内紀要ではありますが、久しぶりに一本論文を出版することができました。隙間時間を見つけて作業を進めることも、今さらながら少しずつ身についてきた気がします。
また、後輩先生に声をかけてもらい、久しぶりに共同研究も始まりました。口頭発表にも名前を連ねさせてもらい、人前で話す機会をもらえたのもありがたかったです。来年は、自分自身の研究でも発表し、多くの方とよい議論ができればと思っています。
仕事のほうは、今年度で9年目になります。新たな委員会業務を担当したり、在外研究以前に関わっていた仕事を久しぶりに再開したりと、本格的に仕事に戻ってきた実感のある一年でした。
また、他大学や自治体との連携事業に関わる機会もあり、大学の「社会貢献」という役割を、これまで以上に意識するようになった一年でもありました。来年度も、自分なりの形で職場に貢献していきたいと思います。
授業については、これまでの担当科目に加えて、新たにオムニバス科目の1コマを2種類担当させてもらいました。
一つは、日本の文化・社会について英語で講義する科目で、日本の英語教育の歴史や現状について話しました。講義できるほど十分に知っている分野というわけではなかったので、自分にとってもよい学び直しの機会になりました。
もう一つは日本語教育の入門科目で、評価や統計に関する内容を担当しました。こうした話題は、過去に非常勤や学会のワークショップで扱ったことはありましたが、今の大学では初めてだったので、とても新鮮でした。
来年度も新たなチャレンジの機会をいただけそうなので、しっかり取り組んでいきたいと思います。
家庭の方は、全員元気で、楽しく過ごしています。来年はまた一つ転機がありそうなので、それも含めて楽しみにしています。一方で、今年の終盤は体調を崩すことがやや多かったので、体調管理は来年の課題にしたいところです。
それでは、こんなギリギリの感じで、来年もなんとかやっていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。